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仕訳練習
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1現金
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6固定資産
7その他の資産・負債

決算整理仕訳
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1現金過不足の処理
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3消耗品の処理
4有価証券の評価替え
5固定資産の減価償却
6引出金の処理
7売上原価の算定
8費用と収益の繰り延べ
9費用と収益の見越し

電卓を使おう
説明
1手形の割引
2有価証券
3貸付金と借入金

このステップでは、

についての学習ができます。

★以下のことをふまえて進めていこう★  → → → 飛ばして問題へ


●売上原価の算定

売上原価とは当期に販売した商品の仕入額(原価)である。
仕入額を売上原価というので売上原価自体は費用にあたる。

売上原価を算定することで商品売買に関する利益を売上総利益という。

「 売上高 ー 売上原価 = 売上総利益 」 通常は売上原価は次の式で計算する。

『期首商品棚卸高+当期仕入高 ー 期末商品棚卸高 = 売上原価 』

●三分法

商品売買を『仕入勘定・売上勘定・繰越商品勘定』の3つの勘定を使って処理する方法である。

三分法では、商品を買ったときは仕入(費用)で処理し、商品を買ったときは売上(収益)で処理する。そして、決算時に売れ残っている分を繰越商品という資産の勘定科目で処理する。

<売上原価を計算するための仕訳>

①仕入勘定で算定する方法
・繰越商品勘定にある金額(期首商品棚卸高)を仕入勘定に振り替える。
  (仕入)xxx /(繰越商品)xxx
・期末に残っている商品(期末商品棚卸高)は次期に繰り越されるので、仕入勘定から繰越商品勘定に振り替える。
  (繰越商品)xxx /(仕入)xxx

し(仕)/くり(繰)
くり(繰)/し(仕)

▲「しーくりくりし」と呪文のように覚えよう!

②売上原価勘定で算定する方法

仕入勘定のほかに売上原価勘定を使って、売上原価勘定で売上原価を算定する。

・繰越商品勘定にある金額(期首商品棚卸高)を売上原価勘定に振り替える。

  (売上原価)/(繰越商品)

・仕入勘定の当期仕入高を売上原価勘定に振り替える。

  (売上原価)/(仕入)

・期末に残っている商品(期末商品棚卸高)を、売上原価勘定から繰越商品勘定に振り替える。

  (繰越商品)/(売上原価)

まとめると… (売上原価)/(繰越商品)
(売上原価)/(仕入)
(繰越商品)/(売上原価)

※「分記法」というのもあるが、4級に出る程度で、3級ではあまりふれない。


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