変数1

変数を使うには

 変数は、プログラム中で値を保存しておくために使用します。ここでいう値とは 、例えばウインドウ内に表示する文字列や、計算に使われる数字のことです。 たいていの言語では、値には文字列や数字などの型があり、使用する前に型を明示的に 宣言する必要がありました。
 JavaScriptでは変数を使うときに型を指定することはありません。 簡単にいうと、JavaScriptの変数に型はありません。ですが、値には型があります。 JavaScriptでは代入された値によって、自動的に型が変換されます。 JavaScriptでは宣言なしでいきなり変数を値に代入できるようになっています。 変数に値を代入するには,=演算子を使用して次のようにします。
例えば、次のステートメントをみてみましょう。

これが実行されると、myValという名前の変数が自動的に生成され、数値「5」がこの中に代入されます。  ただし、スクリプトがある程度の長さになると、自分がどんな変数を使用しているのかがわかりにくくなるため、できるだけ宣言するように習慣づけておくようにしましょう。  JavaScriptの場合、変数を明示的に宣言するには、キーワードvarを使用して次のようにします。

 したがって、前述の例を正確に記述すると次のようになります。

なお、次のようにすることで宣言と同時に値を代入することもできます。

変数myValを宣言して値を「5」にするには、次のように記述することもできます。

 JavaScriptの場合、変数の中身が文字列なのか数値なのかは、値を代入するまでわかりません。  この例では「5」という数値を代入しているので変数myValの中身は数値になります。次の例では、変数myStrに文字列を代入しているため、変数myValの中身は文字列となります。

 なお、宣言しただけで値を代入していない変数は「undefind」(未定義)という特殊な値が設定されます。

変数宣言のバリエーション

 複数の変数を1行で宣言するには、変数名をカンマ「.」で区切って並べます。

この場合も宣言と同時に値を代入することもできます。

変数の型

変数には代入する値の種類に応じた型があります。JavaScriptの代表的な変数は、次の4種類の型に大別されます。

数値型

 数値を表す型です。JavaScriptでは、数値を8バイトの「浮動小数点形式」と呼ばれる形式で格納します。CやJavaとは異なり、JavaScriptには整数と浮動小数点の区別はありません。
例:

文字列型

 任意の文字列を格納するための型です。
例:

ブーリアン型

 ブーリアン型は、true(真)またはfalse(偽)のどちらかの値(ブール値)をとるデータ型です。
例:

オブジェクト型

 オブジェクト型は、オブジェクトのインスタンスを格納するためのデータ型です。
例: