偽鑑先生の作文講座 その四 | |
四、表現技法(修辞法)―比喩表現を楽しもう《4p》 |
|
三、(いよいよ、やっと、どうにかたどりついた)本題(なのに、その本題の中)の前置き |
比喩表現と言っても、学問的にはいろいろな分類があったりするのだ。しかし、そんな区分けをいくらしたって面白くもないだろうから簡単にすますのである。偽鑑先生も実際の区別はよく解らなかったりするのである。(次の部分は大切なところなので、後でノートに整理しておくように) 〔比喩のいろいろ〕
他にも、引喩、諷喩、声喩、字喩、濫喩、類喩、逆喩なんて、何が何だか、いったい誰が考えたのか、きっと変質的な比喩マニアがいて、そいつの仕業だろうと思ってしまうくらいなのである。こうまで細かな分類にこだわる奴は、きっととんでもない学者さんか、変質的比喩マニア以外には考えられないのである。どちらでもない皆さんは、最初の二つを覚えておけば十分なのである。 理屈はこのくらいにして、去年までの学生さんが探してくれた比喩表現の中から、いくつか取り出して、解説を加えていくことにしましょう。少し古い例があるのは我慢しましょう。 | ||||||||
![]() ![]() |