大谷大学中国文学会

下記の通り、2019年度中国文学会学術公開講演会を開催いたします。

一般来聴歓迎・聴講無料・事前申込不要です。

どうぞご来聴ください。

【日時】２０１９年１２月１０日（火）午後２時４０分～

【会場】慶聞館 ２階 K２０２教室

【講題】『金瓶梅』における人の死について

【講師】京都外国語大学教授 竹内誠氏

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12月14日(木)、大谷大学中国文学会では恒例の学術公開講演会を開催しました。今年度は銭鷗同志社大学教授をお迎えし、響流館三階メディアホールにて、「王国維と「勢力不滅論」—日中学術史の一考察」と題して講演をしていただきました。 甲骨文字や詞・戯曲の研究で有名な王国維が、初期の頃は西洋のエネルギー保存則について書かれた学術論文を翻訳し、force(kraft)の訳語として「勢力」という術語を使用していること、そして「勢力」と翻訳した背景と意義についてお話しくださいました。京都に縁ある王国維の、また別の一面を教えていただき、大いに刺激される内容でした。 寒い中来場した聴衆一同、熱心に聞き入っておりました。