学の発信

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英文『大乗仏教概論』 [だいじょうぶっきょうがいろん] 一冊 大谷大学図書館蔵 紙本印刷　冊子　縦20,4×横13,5 1963年（ニューヨーク） 　鈴木大拙の最初の英文著作で、大乗仏教を概説したもの。初版は1907年にロンドンでオープン・コート社から刊行された。本書の出版は刊行よりさかのぼること2年前、1905年にはじめて学会発表をしたことを記した『鈴木大拙書状（山本良吉宛）』に出版の話がまとまったことがみえ、この頃には準備が進んでいたことがわかる。英訳『大乗起信論』とともにアメリカ滞在初期の特筆すべき業績である。なお本品は1963年にペーバーバック版としてアメリカ,ニューヨークのルーザック,アンド,カンパニィ社から刊行されたものである。安田理深旧蔵。 ※画像をクリックすると大きい画像をみることができます。