学の発信

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スウェーデンボルグ著
『神智と神愛』

[しんちとしんあい]
一冊


金沢市立ふるさと偉人館蔵
紙本印刷 冊子 縦21,8×横14,7
大正3年(1914)


 スウェーデンボルグ(1688〜1772)の著書の邦訳。原書は『天界と地獄』と同様にラテン語で、1763年に刊行された。本書は5篇から構成され、東京の丙午出版社から刊行された。大拙は、明治41年(1908)にロンドンで開催された国際スウェーデンボルグ大会に日本代表として出席して以来、同協会からスウェーデンボルグの邦訳を依頼され、明治45年(1912)には、邦訳の相談に渡英している。大正4年(1915)までに、自著『スエデンボルグ』(大正2年)をはじめ、『新エルサレムとその教説』(大正3年)や『神慮論』(大正4年)を丙午出版社から刊行した。本品は、その初版本である。


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