『文藝論叢』既刊号総目次
中国文学会は国文学会とともに上部団体にあたる大谷大学文藝学会を組織しています
文藝学会では公開講演会などの活動を行うとともに、年に二度『文藝論叢』という学会誌を発行して研究成果を公にしております
ここでは『文藝論叢』の既刊全号の目次を掲載しています。著訳者名索引もございます
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第1号 | 第2号 | 第3号 | 第4号 | 第5号 | 第6号 | 第7号 | 第8号 | 第9号 | 第10号 |
第11号 | 第12号 | 第13号 | 第14号 | 第15号 | 第16号 | 第17号 | 第18号 | 第19号 | 第20号 |
第21号 | 第22号 | 第23号 | 第24号 | 第25号 | 第26号 | 第27号 | 第28号 | 第29号 | 第30号 |
第31号 | 第32号 | 第33号 | 第34号 | 第35号 | 第36号 | 第37号 | 第38号 | 第39号 | 第40号 |
第41号 | 第42号 | 第43号 | 第44号 | 第45号 | 第46号 | 第47号 | 第48号 | 第49号 | 第50号 |
第51号 | 第52号 | 第53号 | 第54号 | 第55号 | 第56号 | 第57号 | 第58号 | 第59号 | 第60号 |
第61号 | 第62号 | 第63号 | 第64号 | 第65号 | 第66号 | 第67号 | 第68号 | 第69号 | 第70号 |
第71号 | 第72号 | 第73号 | 第74号 | 第75号 | 第76号 | 第77号 | 第78号 | 第79号 | 第80号 |
第81号 | 第82号 | 第83号 | 第84号 | 第85号 | 第86号 | 第87号 | 第88号 | 第89号 | 第90号 |
第91号 | 第92号 | 第93号 | 第94号 | 第95号 |
第1号(1973年9月刊) | ▲top | |
伊勢物語より源氏物語へ ―「ねよげにみゆる若草」の歌の文芸的展開について― | 鷲山樹心 | 3 |
蕪村文学の精神性 | 山本唯一 | 12 |
土屋文明論序説 ―歌集「ふゆくさ」を中心として― | 有田静昭 | 21 |
「霊異記」と「冥報記」について | 入部正純 | 30 |
コ・ソ・カ変遷の一面 | 片岡了 | 39 |
「文選」注にあらわれたる李善の仏教 | 平野顕照 | 48 |
資料紹介 山川登美子日記抄 | 沢田みずほ | 57 |
第2号(1974年3月刊) | ▲top | |
室生犀星の「市井鬼もの」 ―「ハト」をてがかりとして― | 仲野良一 | 3 |
『平家』における文覚像とその背景 ―発心譚を中心として― | 渡辺貞麿 | 11 |
『今昔物語集』にみる罪障意識 ―本朝仏法部を中心に― | 石橋義秀 | 20 |
「百座法談聞書抄」における五郡孝子譚の典拠 | 末武恭子 | 29 |
劉孝標の思想 ―六朝貴族社会における一寒門人の在り方― | 若槻俊秀 | 32 |
資料紹介 『蒹葭堂題咏』 | 水田紀久 | 41 |
第3号(1974年9月刊) | ▲top | |
土屋文明覚書 ―「往還集」をめぐって― | 有田静昭 | 3 |
「伊勢物語」私見 ―業平と「東下り」について― | 鷲山樹心 | 12 |
「平家物語」の作者たち ―盲人との関係について― | 渡辺貞麿 | 21 |
「発心集」についての一考察 ―その信仰態度をめぐって― | 入部正純 | 30 |
近松世話物浄瑠璃の起点 | 沙加戸弘 | 39 |
柳宗元の釈教碑について | 河内昭圓 | 42 |
李白と仏教 ―序説― | 平野顕照 | 50 |
第4号(1975年3月刊) | ▲top | |
『草わかば』の抒情小曲 | 仲野良一 | 3 |
雅吏 浅野梅堂 | 水田紀久 | 12 |
『今昔物語集』における法華経信仰 | 石橋義秀 | 20 |
『撰集抄』の信仰態度について ―発心を中心に― | 沼波政保 | 29 |
素材敬語から対話敬語へ | 片岡了 | 35 |
梁元帝「金楼子」攷 | 若槻俊秀 | 43 |
資料紹介 淡々遺語 | 山本唯一 | 52 |
第5号(1975年9月刊) | ▲top | |
竹取物語試論 ―構想と易経― | 山本唯一 | 3 |
伊勢物語管見 ―塗籠本「大原や清和井の水」の段について― | 鷲山樹心 | 12 |
白拍子の話 ―「平家」仏教説話の一側面― | 渡辺貞麿 | 20 |
伊藤左千夫と「求道」 | 有田静昭 | 29 |
仏教説話の一性格 ―「霊異記」の説話をめぐって― | 入部正純 | 38 |
詩僧霊一について(上) | 河内昭圓 | 47 |
「金粟如来是後身」について | 平野顕照 | 56 |
第6号(1976年3月刊) | ▲top | |
蒹葭堂版『毛詩指説』 | 水田紀久 | 3 |
連歌史私考 | 井口壽 | 11 |
平安朝仏教説話集にみる阿弥陀信仰 | 石橋義秀 | 20 |
有明詩の現実志向について | 仲野良一 | 28 |
近世真宗説教の方法 | 後小路薫 | 37 |
中世語「申す」の表現内容の多様性 | 片岡了 | 41 |
詩僧霊一について(下) | 河内昭圓 | 48 |
第7号(1976年9月刊) | ▲top | |
〈山谷集〉覚書 ―土屋文明に於ける思想詩的傾向― | 有田静昭 | 3 |
「青猫以後」の前期詩篇 | 仲野良一 | 11 |
説話の再生産 ―沙石集を一例として― | 渡辺貞麿 | 20 |
芭蕉連句表現の一端 | 永井一彰 | 28 |
李白と仏教 ―承前― | 平野顕照 | 32 |
詩僧少微について(一) | 河内昭圓 | 42 |
資料紹介 松島之記 ―『奥の細道』周辺資料― | 山本唯一 | 53 |
第8号(1977年3月刊) | ▲top | |
「足歩虚空」の理解をめぐりて | 平野顕照 | 3 |
中国における隠者観の変遷 ―山林の隠者から市・朝の隠者へ― | 若槻俊秀 | 13 |
日本霊異記と因果 | 入部正純 | 21 |
源平盛衰記の成立 ―法然伝とのかかわりから― | 渡辺貞麿 | 30 |
誹諧連歌抄抜書(末吉本)について | 井口壽 | 40 |
上田秋成の思想 ―真淵国学と秋成の立場― | 鷲山樹心 | 48 |
謡曲「井筒」典拠本考 ―伊勢物語諸本との関係― | 笹辺幸村 | 57 |
近世の往生伝 ―大谷大学図書館所蔵・二十余種― | 石橋義秀 | 61 |
芳洲退休前後 | 水田紀久 | 71 |
第9号(1977年9月刊) | ▲top | |
極東文学史の構想 | 黒川洋一 | 3 |
「感覚の整調」の詩章について | 仲野良一 | 16 |
正岡子規の写生論 | 有田静昭 | 28 |
誹諧連歌抄成立に関する一考察 ―真如蔵本を中心として― | 井口壽 | 40 |
米沢市立図書館蔵本「沙石集」の本文 | 片岡了 | 53 |
中国における隠者観の変遷〈承前〉 | 若槻俊秀 | 65 |
第10号(1978年3月刊) | ▲top | |
「臨終詩」論 | 平野顕照 | 3 |
『平家』成立の背景 ―歴史語りと鎮魂― | 渡辺貞麿 | 22 |
謡曲と俳諧 ―貞門・談林を中心に― | 山本唯一 | 46 |
「浅茅が宿」の構成 ―流離七年について― | 鷲山樹心 | 69 |
壬生水石資料 | 水田紀久 | 89 |
近世真宗関係略縁起 | 石橋義秀 | 100 |
近世勧化本刊行略年表 | 後小路薫 | 119 |
『文藝論叢』既刊号 総目次 | 134 | |
第11号(1978年9月刊) | ▲top | |
平曲の八坂流の成立 | 高橋貞一 | 3 |
『宿命』ノート | 仲野良一 | 10 |
斎藤茂吉と仏教 | 有田静昭 | 22 |
誹諧連歌諸伝本の成生について | 井口壽 | 34 |
景戒の考え方 ―「霊異記」下巻三八縁の「夢」を通して― | 入部正純 | 48 |
節用集の「注文」「振仮名」のゆれをめぐって ―伊勢本系古本を中心に― | 片岡了 | 57 |
第12号(1979年3月刊) | ▲top | |
宇治拾遺物語小攷 ―易の占して金取り出す事― | 山本唯一 | 3 |
成意往生説話について | 石橋義秀 | 9 |
『盛衰記』髑髏尼説話考 ―語りの場ということについて― | 渡辺貞麿 | 17 |
『徒然草』の無常観私見 | 鷲山樹心 | 25 |
古浄瑠璃『源海上人』の背景 | 沙加戸弘 | 36 |
詩僧清江について | 河内昭圓 | 43 |
呉趼人の『九命奇寃』について ―その構成についての一試論― | 中島利郎 | 57 |
資料紹介 雨森芳洲と大典禅師 | 水田紀久 | 68 |
第13号(1979年9月刊) | ▲top | |
赤彦の歌論 ―「鍛錬道」を中心に― | 有田静昭 | 3 |
『白金之独楽』覚書 | 仲野良一 | 14 |
宗鑑の付句についての一考察 | 井口壽 | 31 |
「不可他見」考 | 高橋正隆 | 42 |
梁同書の生涯と書道観 | 平野顕照 | 60 |
第14号(1980年3月刊) | ▲top | |
丘思純と紀惟徳 | 水田紀久 | 3 |
『胆大小心録』にみる「建仁寺楞足の俊長老」について | 鷲山樹心 | 17 |
梵舜本沙石集巻八について | 片岡了 | 23 |
『平家』その増補の背後にあるもの ―特に『盛衰記』と法然伝との関係から― | 渡辺貞麿 | 35 |
仏教文学研究書目録稿 | 石橋義秀 | 48 |
呉趼人『恨海』の版本 | 中島利郎 | 59 |
第15号(1980年9月刊) | ▲top | |
芭蕉と暦日 | 山本唯一 | 3 |
誹諧連歌難句考 | 井口壽 | 13 |
「外光と印象」の詩章について ―『邪宗門』ノート― | 仲野良一 | 25 |
「関東大震災」と荷風 | 喜多川恒男 | 37 |
再び法照について | 河内昭圓 | 48 |
文藝学会昭和五十四年公開講演会講演筆録 中国の家族主義 | 日原利国 | 59 |
第16号(1981年3月刊) | ▲top | |
慊堂報恩 ―『栖隠集』刊行まで― | 水田紀久 | 3 |
アララギ歌風の変遷 ―赤彦より文明へ― | 有田静昭 | 16 |
厚誉春鶯の著述の性格 | 後小路薫 | 25 |
聖徳太子伝と能 ―『守屋』の本説― | 阿部泰郎 | 44 |
白居易の「斎戒」詩 ―乾― | 平野顕照 | 58 |
資料紹介 立圃自画自賛歌仙絵色紙 | 山本唯一 | 72 |
第17号(1981年9月刊) | ▲top | |
『鶴岡放生会職人歌合』成立年時攷 | 山本唯一 | 3 |
『春鳥集』の独絃調三篇 | 仲野良一 | 14 |
説話冒頭句の変遷 | 片岡了 | 26 |
「釈教歌」名称の源流 | 平野顕照 | 37 |
王安石「萬言書」考 | 吉井和夫 | 51 |
第18号(1982年3月刊) | ▲top | |
入水往生譚考 ―中古・中世の文献から― | 渡辺貞麿 | 3 |
『今昔物語集』巻十五の再検討 ―出典未詳説話を中心に― | 石橋義秀 | 19 |
秋成と嵯峨三秀院 | 鷲山樹心 | 30 |
『近世往生伝』の性格 ―著者明春の教化意識― | 後小路薫 | 46 |
三好達治『測量船』小論 ―巻頭詩「春の岬」について― | 喜多川恒男 | 53 |
太宰春台の聖人信仰 | 若槻俊秀 | 60 |
資料紹介 妙蓮寺本『平太郎縁起』 | 沙加戸弘 | 70 |
講演要旨 白氏文集の伝承 | 平岡武夫 | 79 |
第19号(1982年9月刊) | ▲top | |
実朝の「世の中」の歌二十一首 | 仲野良一 | 3 |
鬼貫の俳論について ―歌論連歌論との関係― | 井口壽 | 17 |
呉江社友富南関 ―富永仲基の賀詩― | 水田紀久 | 30 |
紅葉と俳句 | 有田静昭 | 36 |
白居易の「斎戒」詩 ―承前― | 平野顕照 | 44 |
第20号(1983年3月刊) | ▲top | |
井上靖試論のためのノート ―詩集『北国』の詩語について― | 喜多川恒男 | 3 |
源氏物語にみえる「すごし」 | 片岡了 | 11 |
権徳輿と仏教(一) | 河内昭圓 | 25 |
李葭栄「我仏山人伝」訳注 ―附 呉趼人年譜稿・呉趼人世系表― | 中島利郎 | 37 |
題詞の意匠 ―『万葉集』「幸―見」記題詞を巡って― | 生田周史 | 54 |
蘇軾詩に於ける桃花源と仇池 | 吉井和夫 | 65 |
講演要旨 俳諧の学 | 大谷篤蔵 | 78 |
資料紹介 善慶寺藏本 古刊本本願寺聖人親鸞傳繪(御傳鈔)の研究 | 小林芳規 高橋正隆 |
89 |
『文藝論叢』既刊号 総目次 | 164 | |
第21号(1983年9月刊) | ▲top | |
『平家』・「盛者必衰」ということ ―「盛」の無常― | 渡辺貞麿 | 3 |
金槐和歌集の一歌群について | 仲野良一 | 19 |
義圭著述略考 | 後小路薫 | 28 |
白居易の「斎戒」詩 ―結― | 平野顕照 | 44 |
資料紹介 陽明文庫 続歌懐紙 | 山本唯一 | 57 |
徂徠学の一源流 | 神田喜一郎 | 72 |
第22号(1984年3月刊) | ▲top | |
佐々木竹苞楼宛上田止々斎書翰 | 水田紀久 | 3 |
沙石集巻二の利益譚 | 片岡了 | 13 |
『拾遺集』における貫之歌風の継承 | 中周子 | 23 |
総集の性質 | 清水茂 | 38 |
資料紹介 乗永寺本『苅萱道心発心章』(上) | 沙加戸弘 | 47 |
第23号(1984年9月刊) | ▲top | |
『平家』源空・重衡対面の章段について ―称名・授戒・観想をめぐる諸問題― | 渡辺貞麿 | 3 |
宗祇の俳諧について | 井口壽 | 27 |
『奥の細道』と『白氏文集』 ―「漂泊・三千里の思ひ」などをめぐって― | 山本唯一 | 41 |
『義経東下り物語』依拠本考 ―『義経記』諸本との関係から― | 宮田寿栄 | 48 |
『有明集』の「浄妙華」について | 仲野良一 | 58 |
資料紹介 乗永寺本『苅萱道心発心章』(下) | 沙加戸弘 | 72 |
第24号(1985年3月刊) | ▲top | |
『出定後語』標註 | 水田紀久 | 3 |
『宇治拾遺物語』主人公の職業 | 片岡了 | 17 |
「六月風」土屋文明の歌風に就いて(一) | 有田静昭 | 29 |
近世の唱導論書 ―『説法式要』巻一― | 後小路薫 | 34 |
我仏山人著作目録 | 中島利郎 | 59 |
資料紹介 親鸞六百年忌法楽和歌 | 北村朋典 | 73 |
第25号(1985年9月刊) | ▲top | |
百万遍念仏考 ―『台記』の場合を中心に― | 渡辺貞麿 | 3 |
発心集の往生思想 ―その基盤的なもの― | 入部正純 | 18 |
『歎異抄』にいう「大切の証文」につきて | 高橋正隆 | 33 |
『笈の小文』の一問題 ―奈良経回をめぐって― | 山本唯一 | 48 |
『青猫』の詩「仏の見たる幻想の世界」 | 仲野良一 | 56 |
土屋文明の歌風に就いて(二) ―「六月風」から「少安集」へ― | 有田静昭 | 63 |
今昔物語集・研究文献目録稿 | 石橋義秀 | 69 |
第26号 山本唯一博士退職記念・近世文学研究特輯(1986年3月刊) | ▲top | |
竹馬狂吟集から犬筑波集へ ―共通の句を中心として― | 井口壽 | 3 |
上田秋成と西福寺 | 鷲山樹心 | 16 |
豊竹座における真宗関係浄瑠璃の継承 ―『花和讃新羅源氏』の成立― | 沙加戸弘 | 46 |
伴信友と上田百樹 | 山崎芙紗子 | 57 |
「菊花の約」について ―重陽の日の再会― | 宮前ゆかり | 68 |
資料紹介 芥川丹邱行状 | 水田紀久 | 72 |
資料紹介 勧信念仏集 | 後小路薫 | 81 |
山本唯一博士略年譜・著述目録 | 98 | |
第27号(1986年9月刊) | ▲top | |
其角と柴雫 ―「偶興廿句」をめぐって― | 山本唯一 | 3 |
『真珠抄』の方向 | 仲野良一 | 14 |
明治四十二年の荷風 | 喜多川恒男 | 24 |
『優婆塞戒経』巻六写経断簡について | 平野顕照 | 31 |
黒幕小説について ―民国初期の暴露書― | 中島利郎 | 37 |
両足院本『東坡集』校勘記(一) ―東坡和陶詩(上)― | 吉井和夫 | 48 |
第28号(1987年3月刊) | ▲top | |
平家物語と生者必滅 | 高橋貞一 | 1 |
富永仲基と非仏典語 ―その漢学的素養と思考の源泉― | 水田紀久 | 11 |
太宰春台「封建論」私考(上) | 若槻俊秀 | 21 |
宗祇『浅茅』と『名所和歌抄出』 | 赤瀬知子 | 28 |
『雨月物語』語彙攷 ―古典注釈との関わり― | 山崎芙紗子 | 43 |
天理図書館蔵『源概抄』の性格 ―省略と増補を手がかりに― | 田尻紀子 | 54 |
勧化本写本にみえる省文 | 後小路薫 | 64 |
資料紹介 大谷大学図書館蔵『女人往生伝』(上) | 石橋義秀 | 77 |
第29号(1987年9月刊) | ▲top | |
金槐和歌集の一歌群について | 仲野良一 | 1 |
親鸞聖人の実名と仮名 ―聖教の識語につきて― | 高橋正隆 | 11 |
寛文六年の出羽掾と播磨掾 ―『よこぞねの平太郎』と『ほうねんき』をめぐって― | 沙加戸弘 | 24 |
土屋文明覚書(一) ―「韮菁集」について― | 有田静昭 | 33 |
文藝学会公開講演会・講演筆録 道教と養生術 | 坂出祥伸 | 36 |
資料紹介 大谷大学図書館蔵『女人往生伝』(下) | 石橋義秀 | 49 |
第30号(1988年3月刊) | ▲top | |
『春の日』の暦日 | 山本唯一 | 1 |
国立国会図書館亀田文庫所蔵『出定後語』雕題考 | 水田紀久 | 10 |
再論・『平家』慈心房説話の背景 | 渡辺貞麿 | 21 |
院政期の古今集序注と日本書紀注釈書 ―勝命『真名序注』を中心に― | 赤瀬知子 | 37 |
御巫本・鈴鹿本大和物語の本文改変について ―敬語を手がかりとして― | 新間水緒 | 54 |
白居易と廬山草堂 | 平野顕照 | 73 |
両足院本『東坡集』校勘記(二) ―東坡和陶詩(下)― | 吉井和夫 | 85 |
資料紹介 『淡州安覚寺薬師如来縁起』 | 粂稔子 | 92 |
『文藝論叢』既刊号 総目次 | 103 | |
第31号(1988年9月刊) | ▲top | |
『桐の花』の図式 | 仲野良一 | 1 |
『とはずがたり』における足摺説話の特性 ―伝承的視点に立って― | 土門政和 | 12 |
謝霊運の『仏影銘』について ―その仏教思想と山水表現の萌芽― | 鵜飼光昌 | 20 |
『三教指帰成安注』所引「玉篇」佚文集並びに研究 | 佐藤義寛 | 40 |
第32号(1989年3月刊) | ▲top | |
『更科紀行』贅説 | 山本唯一 | 1 |
「説教」名義考 | 後小路薫 | 10 |
八幡宇佐宮御託宣集について ―原託宣集と現託宣集― | 新間水緒 | 24 |
資料紹介 杜俊民著篆刻随筆『印道諸家確論』 | 水田紀久 | 45 |
「洛之慧峰正統庵置大般若印版」云々刊記の『大般若波羅蜜多経』について | 高橋正隆 | 86 |
『三教指帰成安注』所引「玉篇」佚文集並びに研究・補遺篇 ―付・切韻等佚文― | 佐藤義寛 | 101 |
新刊紹介 入部正純著『日本霊異記の思想』 | 122 | |
新刊紹介 渡辺貞麿著『平家物語の思想』 | 123 | |
第33号(1989年9月刊) | ▲top | |
『おらが春』考説 | 山本唯一 | 1 |
『親鸞聖人御傳記』小考 ―『御傳鈔』の仮名草子化をめぐって― | 沙加戸弘 | 14 |
金槐和歌集私解 | 仲野良一 | 21 |
白居易と龍門香山寺 | 平野顕照 | 33 |
王直方について | 大橋靖 | 46 |
親鸞聖人遺文国語学研究文献目録稿(二) 明治以後~昭和六十三年十二月 | 金子彰 | 56 |
第34号(1990年3月刊) | ▲top | |
女主人公の不機嫌I | 荒井とみよ | 1 |
『三四郎』論 ―絵葉書の意味― | 入柿徹 | 16 |
南溟の勧化本 ―『樟葉道心因話録』― | 後小路薫 | 29 |
初雁文庫本『古今和歌集註』所引の堯恵の注説について | 田村緑 | 48 |
『狭衣物語』の構想 ―裏がえしの仏伝― | 安田進 | 60 |
「三教指帰成安注」の写本三種について | 佐藤義寛 | 70 |
第35号(1990年9月刊) | ▲top | |
一茶の自画像 ―奥信濃の蟇― | 山本唯一 | 1 |
二条における後深草院の死の意味 ―『とはずがたり』巻五・証空説話とのかかわり― | 土門政和 | 8 |
白居易の「行香」詩 | 平野顕照 | 22 |
版本の大般若波羅蜜多経の流布について ―いわゆる「東福寺版」と「崇永寺版」― | 高橋正隆 | 30 |
資料紹介 『宗砌名所和歌』・『宗祇名所和歌』 | 赤瀬知子 | 56 |
第36号(1991年3月刊) | ▲top | |
『月に吠える』の「亀」について | 仲野良一 | 1 |
女主人公の不機嫌II ―「われから」の場合― | 荒井とみよ | 11 |
毘沙門堂本「古今集註」と曼殊院本「古注上」 ―歌注の異同からみた享受の様相― | 浅見緑 | 25 |
資料紹介 村井琴山著『篤古印式』 | 水田紀久 | 37 |
第37号(1991年9月刊) | ▲top | |
芭蕉の数珠 ―十八の珠を携ふ― | 山本唯一 | 1 |
『銀河鉄道の夜』論 ―ジョバンニの切符について― | 秋月勝友 | 6 |
韋応物詩にみえる「道心」 | 平野顕照 | 18 |
黄山谷の黔州流謫時代について | 大橋靖 | 30 |
江南游記 | 河内昭圓 | 42 |
第38号(1992年3月刊) | ▲top | |
『思ひ出』「断章」の抒情 | 仲野良一 | 1 |
『行人』「塵労」章の問題 ―「偶然」を引き寄せる方法― | 入柿徹 | 12 |
『とはずがたり』と『撰集抄』 | 土門政和 | 21 |
女主人公の不機嫌III ―『かげろふ日記』の場合― | 荒井とみよ | 33 |
椙原紙・美濃紙 | 高橋正隆 | 50 |
資料紹介 田辺玄々『玄々打聞』・『玄々葊珎蔵録』 | 水田紀久 | 67 |
第39号(1992年9月刊) | ▲top | |
蕪村と句仏 ―俳想の系譜― | 山本唯一 | 1 |
鎌倉時代における融通念仏説話の展開と鞍馬寺焼亡 | 橋本章彦 | 13 |
『古事記』に現われる形容詞語彙の性格 | 村上雅美 | 33 |
両足院本『東坡集』校勘記(三) ―釈教― | 吉井和夫 | 46 |
資料紹介 『名所近道和歌』 | 赤瀬知子 | 56 |
第40号(1993年3月刊) | ▲top | |
白居易の「卯酒」詩再考 | 平野顕照 | 1 |
『とはずがたり』における説話と現実 ―「定業亦能転」と「まことの定業」― | 土門政和 | 16 |
『文心雕龍』と『詩品』 ―曹氏兄弟及び王粲・劉楨に対する評価をめぐって― | 今場正美 | 27 |
講演会・講演筆録 日中秀句考 | 興膳宏 | 39 |
『文藝論叢』既刊号 総目次 | 57 | |
第41号 故渡辺貞麿教授追悼記念論集(1993年9月刊) | ▲top | |
渡辺貞麿教授略年譜・研究業績 | ||
追悼の辞 | 片岡了 | |
『盛衰記』甘糟往生譚の背景 ―骨で語られるはなし― | 渡辺貞麿 | 1 |
読平家物語六十年 | 高橋貞一 | 22 |
諒闇の色 | 高橋正隆 | 32 |
中国言語の魅惑 ―山光を例として― | 平野顕照 | 47 |
三笠の山は咲きにけるかも ―『萬葉集』巻十・一八六一番歌― | 生田周史 | 60 |
『三国祖師影』の讃について | 後藤昭雄 | 68 |
「立ちあがる」のははたして「髪」か ―『枕草子』第二百七段の解釈周縁― | 三村晃功 | 79 |
『栄花物語』の思想 ―『往生要集』との関係をめぐって― | 蔵田敏明 | 91 |
古本説話集上巻について ―世継物語との関係から― | 新間水緒 | 104 |
化身する毘沙門天 ―『今昔物語集』の毘沙門天説話をめぐって― | 橋本章彦 | 132 |
蘇生譚試論 ―その源流の一つについて― | 石原清志 | 148 |
澄憲・聖覚の説法試論 ―その意外性・即興性― | 安東大隆 | 163 |
無住と神明 | 片岡了 | 174 |
延朗上人のこと ―『太平記』と『元亨釋書』― | 名畑崇 | 187 |
「水無瀬三吟」注私見 | 濱千代清 | 199 |
芭蕉旅立暦日攷 | 山本唯一 | 209 |
『反古抜書』解題と翻刻 | 赤瀬知子 | 220 |
『魚太平記』小考 ―写本から刊本へ― | 田尻紀子 | 242 |
西教寺と角太夫 ―『大念仏七万日詣』をめぐって― | 沙加戸弘 | 253 |
『西鶴諸国はなし』「十二人の俄坊主」の素材 | 後小路薫 | 261 |
資料紹介 富岡鉄斎最早期筆録『含翠居雑記』(時習堂随筆) | 水田紀久 | 272 |
連夜説教『きよ姫』考 | 関山和夫 | 285 |
女主人公の不機嫌IV ―自然派は妻を如何に描いたか― | 荒井とみよ | 294 |
宮沢賢治と浄土真宗 ―暁烏敏著『歎異抄講話』を中心に― | 秋月勝友 | 310 |
教材『羅生門』 ―その〈ことば〉を読む― | 和氣孝恭 | 321 |
『幻談』の典拠 | 青木稔弥 | 345 |
「右大臣実朝」と長明 | 仲野良一 | 357 |
坂口安吾の評論 ―その生と思想― | 喜多川恒男 | 368 |
近代文学における日本的なものをめぐって | 西垣勤 | 375 |
狂言集にみられる程度副詞 ―極度・高度を示すもの― | 井上博嗣 | 383 |
音象徴語の二音節語基と意味 ―語型との関わりから― | 中嶌容子 | 403 |
渡辺貞麿氏からの宿題 ―仏教文学研究の方法をめぐって― | 廣田哲通 | 415 |
第42号 平野顕照教授退休記念特集(1994年3月刊) | ▲top | |
平野顕照教授略歴・著作目録 | ||
刊行の辞 | 河内昭圓 | |
対偶表現の本質 ―関連諸説との比較において― | 松浦友久 | 1 |
「采菊」考 | 岩城秀夫 | 15 |
翰林学士集をめぐって | 興膳宏 | 34 |
もうひとつの河源 ―李白の「黄河之水天上来」の句に関連して― | 黒川洋一 | 52 |
李白と「竹渓の六逸」 | 筧文生 | 68 |
詩僧皎然の仏教 | 河内昭圓 | 84 |
孟郊「石淙十首」について ―聯句から連作詩へ― | 齋藤茂 | 108 |
中唐詩人の隠逸思想 ―白居易の吏隠・真隠― | 西村富美子 | 126 |
詩僧参寥子について | 西野貞治 | 143 |
蘇東坡の「大悲閣記」について | 吉井和夫 | 157 |
黄庭堅の伝記研究 | 中田勇次郎 | 172 |
朱子における韓愈 | 若槻俊秀 | 190 |
三機能説より見た『西遊記』 | 入谷仙介 | 200 |
澹帰和尚と薬地和尚 | 清水茂 | 220 |
顧炎武と崑山葉氏 | 福本雅一 | 235 |
「氣」と道教神像の形成 | 坂出祥伸 | 256 |
張真人の犯罪 | 澤田瑞穂 | 294 |
重印『敦煌遺書総目索引』・『敦煌遺書最新目録』箚記 | 福井文雅 | 1 |
第43号(1994年9月刊) | ▲top | |
芭蕉二題 | 山本唯一 | 1 |
女主人公の不機嫌V ―結婚というイデオロギー― | 荒井とみよ | 11 |
宋金時に於ける南北の動補構造の形式についての一考察 | 渡部洋 | 27 |
研究と資料 曼殊院蔵「摂津本山寺毘沙門天塔婆勧進帳」 | 橋本章彦 | 38 |
翻刻『しやくそんしゆつせの物かたり』(上) | 中嶌容子 | 47 |
『文藝論叢』第40号~第42号 総目次 | 72 | |
第44号(1995年3月刊) | ▲top | |
第六天魔王の説話 | 片岡了 | 1 |
『三教指帰注集』引書考・其の一 ―『文選』『昭明抄』『雕龍策』『仲尼遊方同問録』― | 佐藤義寛 | 14 |
沈約の佛教 ―「神不滅論」を中心として― | 島津京淳 | 26 |
資料紹介 呉北渚年譜 | 水田紀久 | 41 |
翻印『延命地蔵経聞書』 | 牧野和夫 | 57 |
南溟の『樟葉道心因話録』 ―承前― | 後小路薫 | 83 |
第45号(1995年9月刊) | ▲top | |
詩題十六句 ―句題和歌の傍流― | 山本唯一 | 1 |
大谷大学図書館とともに | 高橋正隆 | 9 |
資料紹介 篁園文庫旧蔵『伊勢物語註』翻刻と解題(一) | 赤瀬知子 | 26 |
翻刻『しやくそんしゆつせの物かたり』(下) | 中嶌容子 | 41 |
第46号 喜多川恒男教授退休記念特集(1996年3月刊) | ▲top | |
喜多川恒男教授略歴・研究業績 | ||
謝辞 | ||
三好達治『測量船』の孤独 ―亡き大槻鐵男に― | 喜多川恒男 | 1 |
坪内逍遙と河竹黙阿弥 | 青木稔弥 | 10 |
女主人公の不機嫌VI ―『放浪記』の戦略― | 荒井とみよ | 20 |
届かない声 ―『老妓抄』について― | 宗晴美 | 41 |
梁山丁の歩み(上) | 李青 | 58 |
松本・名古屋・京都、そして近江路 | 平林一 | 70 |
『華和讃新羅源氏』の板本(一) | 沙加戸弘 | 77 |
仏教語の一般語彙化 ―阿吽と阿伽陀の例― | 片岡了 | 91 |
中国吉祥物考(一) ―松に鶴― | 佐藤義寛 | 107 |
古活字版『義経東下り物語』平仮名連綿活字一覧稿(一) | 中嶌容子 | 129 |
資料紹介 篁園文庫旧蔵『伊勢物語註』翻刻と解題(二) | 赤瀬知子 | 148 |
第47号(1996年9月刊) | ▲top | |
詩集『測量船』の散文詩(上) | 喜多川恒男 | 1 |
山紫水明 | 水田紀久 | 8 |
古活字版『義経東下り物語』平仮名連綿活字一覧稿(二) | 中嶌容子 | 12 |
資料紹介 篁園文庫旧蔵『伊勢物語註』翻刻と解題(三) | 赤瀬知子 | 29 |
翻刻『善光寺如来像相記』 | 菊池政和 | 48 |
『問奇一覧』ノート ―韻図の声母について | 浦山あゆみ | 1 |
第48号(1997年3月刊) | ▲top | |
徙される霹靂神 ―『感霊録』第一縁― | 片岡了 | 1 |
芭蕉の京宿 | 山本唯一 | 14 |
「こと葉の自由」 ―樋口一葉「通俗書簡文」の生成― | 荒井とみよ | 19 |
詩集『測量船』の散文詩(下) | 喜多川恒男 | 36 |
梁山丁の歩み(中) | 李青 | 47 |
第49号(1997年9月刊) | ▲top | |
伊勢物語のこころ ―「かいまみ」の意味するもの― | 山本登朗 | 1 |
『徒然草』方法と文体 | 朝木敏子 | 16 |
大谷大学附属図書館所蔵『祐天大僧正御化益日記』について | 北城伸子 | 37 |
中国吉祥物考(二) ―金魚と蝙蝠― | 佐藤義寛 | 53 |
梁山丁の歩み(下) | 李青 | 73 |
第50号(1998年3月刊) | ▲top | |
巻掩うて事定まる ―『神田喜一郎全集』全十巻完結に想う― | 水田紀久 | 1 |
「養之如春」 ―ある日の井上靖―(一) | 村井英雄 | 11 |
近世学寮の怪談 ―女の生首譚をめぐって― | 後小路薫 | 22 |
「西行物語絵巻」考 ―旧久保家本(サントリー美術館蔵)を中心に― | 礪波美和子 | 30 |
『古今著聞集』巻第六管絃歌舞第七以外にみられる、音楽に関する説話について | 広小路直人 | 45 |
資料紹介 篁園文庫旧蔵『伊勢物語註』翻刻と解題(四) | 赤瀬知子 | 61 |
翻刻・楠邱文庫蔵『釈尊出家傳記』(一) | 中嶌容子 | 77 |
『文藝論叢』既刊号 総目次 | 89 | |
第51号(1998年9月刊) | ▲top | |
一万体地蔵流しの勧化本 ―その成立の環境― | 後小路薫 | 1 |
「養之如春」 ―ある日の井上靖―(二) | 村井英雄 | 14 |
翻刻・楠邱文庫蔵『釈尊出家傳記』(二) | 中嶌容子 | 26 |
支遁「諸菩薩讃十一首」と維摩経 ―漢訳維摩経受容史の一面― | 島津京淳 | 42 |
中国における日本語教育の状況 ―北京の日本語教育事情を中心に― | 韓麗娟 | 59 |
第52号(1999年3月刊) | ▲top | |
乗願房説話考 | 片岡了 | 1 |
十三世紀前後の音楽と仏教との関係について | 広小路直人 | 18 |
中川久盛室著『伊香保日記』について ―慶應義塾大学図書館蔵本を中心に― | 礪波美和子 | 27 |
樋口一葉『通俗書簡文』の研究(一) | 八田裕子 | 48 |
批評家としての厳羽 | 蒋寅 浦山あゆみ訳 |
1 |
第53号(1999年9月刊) | ▲top | |
林芙美子の従軍記 | 荒井とみよ | 1 |
「養之如春」 ―ある日の井上靖―(三) | 村井英雄 | 22 |
樋口一葉『通俗書簡文』の研究(二) | 八田裕子 | 30 |
資料紹介 『諸虫合戦記』 ―解題と翻刻― | 菊池政和 | 41 |
翻刻・楠邱文庫蔵『釈尊出家傳記』(三) | 中嶌容子 | 55 |
クマーラジーヴァ講述『注維摩詰経』解読研究 ―「仏国品」―(上) | 加治洋一 | 69 |
類義語「気にする」「気にかける」「気になる」「気にかかる」について | 韓麗娟 | 15 |
「元曲選」における否定副詞“没” ―“没”が前置される表現形式について― | 渡部洋 | 1 |
第54号(2000年3月刊) | ▲top | |
平家物語八坂流甲類鎌倉本について | 高橋貞一 | 1 |
二位の尼と遺言 ―『平家物語』覚一本を読む― | 池田敬子 | 19 |
『沙石集』巻十の構成 | 片岡了 | 30 |
資料紹介 西尾市岩瀬文庫蔵『名所和歌抄出』翻刻と解題(一) | 赤瀬知子 | 46 |
『一言芳談』諸本対校表 | 八田裕子 | 63 |
中国古代音楽における楽律の適用と背景 | 長谷川慎 | 138 |
詩僧齊己と鄭谷の関係について | 福井敏 | 155 |
第55号(2000年9月刊) | ▲top | |
二人の李観 | 河内昭圓 | 1 |
『白氏文集』と平安初期の日本文学について ―その文学的観念の受容様式を中心に― | 孔繁志 | 15 |
荊南における詩僧齊己 | 福井敏 | 31 |
魏晋の音楽と楽律 | 長谷川慎 | 43 |
キノコに関する説話について ―『今昔物語集』〈巻二十八〉を中心として― | 張忠鋒 | 57 |
クマーラジーヴァ講述『注維摩詰経』解読研究 ―「仏国品」―(下) | 加治洋一 | 70 |
「知進守退」碑について | 村松法文 | 93 |
元雑劇に見る明代の〈没〉と〈無〉について | 渡部洋 | 11 |
“藝文志”派文学と“満洲文壇” | 李青 | 1 |
第56号 片岡了教授退休記念特集(2001年3月刊) | ▲top | |
片岡了教授略歴・研究業績 | ||
謝辞 | ||
平家物語八坂流甲類百二十句本再説 | 高橋貞一 | 1 |
上田秋成と河内の唯心尼―再思 | 鷲山樹心 | 44 |
筆耕 | 水田紀久 | 58 |
影姫道行歌 | 村井英雄 | 69 |
仁徳紀聆鹿鳴伝承の意味 | 寺川眞知夫 | 77 |
延久三年「勧学会之記」をめぐって ―文事としての勧学会― | 後藤昭雄 | 93 |
破戒・悪行説話の一考察 ―『今昔物語集』巻十三の三十七話を手がかりに― | 石橋義秀 | 113 |
『三帖和讃』における作者と語り手について | 広小路直人 | 125 |
御文管見 | 沙加戸弘 | 138 |
無住の歌徳観 | 朝木敏子 | 144 |
『西行物語』における和歌観をめぐって | 礪波美和子 | 158 |
『仮名句題倭謌抄』の成立 | 三村晃功 | 174 |
祐天伝の諸本と成立について | 北城伸子 | 196 |
最後の一葉 ―『通俗書簡文』をどう読むか― | 荒井とみよ | 212 |
『虞美人草』 ―その構成と表現― | 喜多川恒男 | 227 |
大正十六年二月号 | 青木稔弥 | 238 |
川端康成『古都』の主題 ―『美しさと哀しみと』との比較を踏まえて― | 蔵田敏明 | 246 |
金剛寺本『明義進行集』の表記について ―ハ行転呼音を中心に― | 中嶌容子 | 259 |
関西方言における「トル」・「ヨル」の用法 ―アスペクト以外の表現を中心に― | 足立雅代 | 270 |
接頭辞「小(こ)」の研究 | 玉村千恵子 | 287 |
接続詞「故に」の読みは「かるがゆえに」 | 鈴木博 | 299 |
第57号(2001年9月刊) | ▲top | |
「養之如春」 ―ある日の井上靖―(四) | 村井英雄 | 1 |
資料紹介 西尾市岩瀬文庫蔵『名所和歌抄出』翻刻と解題(二) | 赤瀬知子 | 14 |
『高麗史』における“恁”の用法について | 早川智美 | 28 |
『漢語拼音方案』の制定と対少数民族言語政策との関連 | 宮西(藤井) 久美子 |
1 |
第58号(2002年3月刊) | ▲top | |
「あはれ」 ―『平家物語』から『足利季世記』まで― | 笹川祥生 | 1 |
幸若舞曲二系列の異同例一覧(その一) | 村上學 | 14 |
資料紹介 西尾市岩瀬文庫蔵『名所和歌抄出』翻刻と解題(三) | 赤瀬知子 | 29 |
『類音』所収の旧音注について | 浦山あゆみ | 1 |
第59号(2002年9月刊) | ▲top | |
「植うるつるぎ」追考 | 鈴木博 | 1 |
木村蒹葭堂のアトリヱ | 水田紀久 | 14 |
幸若舞曲二系列の異同例一覧(その二) | 村上學 | 18 |
『列仙全伝』研究(一) | 佐藤義寛 | 36 |
羅宗強《隋唐五代文学思想史》解説と評論 | 蒋寅 土居由香里訳 |
8 |
疑遅の創作活動 ―『新民胡同』の批評を兼ねて | 李青 | 1 |
第60号(2003年3月刊) | ▲top | |
従軍記の研究II ―一兵士というスタンス― | 荒井とみよ | 1 |
兄妹の「病」 ―広津柳浪「紫被布」「二人やもめ」論― | 全美星 | 30 |
斎藤緑雨の初期批評方法の変遷について | 天野勝重 | 44 |
語型対応から見た擬音語の語基 ―一音節語基の場合― | 中嶌容子 | 56 |
『列仙全伝』研究(二) | 佐藤義寛 | 75 |
唄賛音楽の形成 | 長谷川慎 | 109 |
白居易の「閑寂境」と「幽独情」 ―仏教の文学創作への投影をめぐって― | 孔繁志 | 124 |
第61号(2003年9月刊) | ▲top | |
文人たちの交友 ―藤原行成を軸として― | 後藤昭雄 | 1 |
『遁世述懐抄』所収漢詩について | 仁木夏実 | 14 |
『内裏名所百首』の享受と歌枕の固定化 | 赤瀬知子 | 29 |
七部解と七部木槌 | 永井一彰 | 53 |
夏目漱石『明暗』の中の小林 | 見掛美智子 | 61 |
第62号 河内昭圓教授退休記念(2004年3月刊) | ▲top | |
河内昭圓教授略歴・著作等目録 | ||
刊行の辞 | 若槻俊秀 | |
蘇軾「舟中夜起」詩をめぐって | 川合康三 | 1 |
『楊文節公集』について | 齋藤茂 | 14 |
禅林四六文小考 | 西尾賢隆 | 27 |
甲骨卜辞の未来「情報」について | 橋本高勝 | 48 |
再び、鄧演達殺害に関して | 細井和彦 | 65 |
沖縄に伝来した『万宝全書』 | 三浦國雄 | 81 |
蘇東坡の「表忠観碑」に関する一資料 ―大岳周崇『翰苑遺芳』の記述をめぐって― | 吉井和夫 | 105 |
インスピレーションについて ―中国文学創作論(一)― | 今場正美 | 123 |
支遁の「自然」 | 島津京淳 | 139 |
五代十国における詩僧の活動 | 福井敏 | 153 |
『太上感応篇』の思想的諸特徴 | 緒方賢一 | 165 |
漢訳仏経と唄賛音楽 | 長谷川慎 | 178 |
李白登科考 | 乾源俊 | 193 |
『金鰲新話』譯注 ―萬福寺樗蒲記― | 早川智美 | 234 |
隠元隆琦の詩偈とその主題 | 林観潮 | 291 |
李邕撰「唐故白馬寺主翻訳恵沼神塔碑並序」について | 織田顕祐 宮井里佳 |
315 |
『度曲須知』の三字切法に関する一考察 | 浦山あゆみ | 334 |
『列仙全伝』研究(三) ―図像比較の見地から― | 佐藤義寛 | 351 |
「満洲国」の作家疑遅文学の一考察 ―『花月集』と『風雪集』を中心に― | 李青 | 366 |
『荘子』の「自得」思想試論 | 若槻俊秀 | 386 |
元代の〈底〉と〈的〉について | 渡部洋 | 397 |
清诗话佚书续考 | 蒋寅 | 15 |
读《庄子・逍遥游》手记 | 羅宗強 | 1 |
第63号(2004年9月刊) | ▲top | |
樋口一葉“いじわる”日記 | 荒井とみよ | 1 |
小説に見られる明治の学生について | 天野勝重 | 10 |
洞庭春 | 水田紀久 | 21 |
鎌倉時代物語にみられる「孝」について | 金明珠 | 27 |
『列仙全伝』研究(四) ―伝記資料所在索引 | 佐藤義寛 | 88 |
『文藝論叢』既刊号 総目次 | 89 | |
『文藝論叢』既刊号 総目次・著者別索引 | 109 | |
第64号(2005年3月刊) | ▲top | |
平野五岳と西郷南洲 | 河内昭圓 | 1 |
作者の夢、読者の夢 ―宋代における詩の解釈学をめぐって― | 浅見洋二 | 26 |
琴音小攷 | 長谷川慎 | 45 |
八巻本『龍龕手鑑』の性格 | 稲垣淳央 | 60 |
『金鰲新話』譯注 ―李生窺墻傳(前)― | 早川智美 | 71 |
大嘗会和歌と儒者 | 仁木夏実 | 98 |
『類字名所和歌集抜書』諸本考 | 赤瀬知子 | 114 |
『冥土の飛脚』改作研究 | 鈴木睦 | 134 |
『列仙全伝』研究(五) ―伝記資料所在索引・第二部 | 佐藤義寛 | 1 |
第65号(2005年9月刊) | ▲top | |
接尾語ミの並列用法 ―『あゆひ抄』所説をめぐって― | 大秦一浩 | 1 |
和泉式部像の再検討 ―中世後期に変化する和泉式部像の一考察― | 崔恵珍 | 17 |
『豊饒の海』と河 | 森元綾奈 | 28 |
文藝学会公開講演会・筆録 李白について私が知っている二、三の事柄 | 乾源俊 | 40 |
『金鰲新話』譯注 ―李生窺墻傳(後)― | 早川智美 | 66 |
第66号(2006年3月刊) | ▲top | |
『鳩嶺集』出典考 | 仁木夏実 | 1 |
「いざなぎ流」祭文考 ―〈大土公祭文〉の多様性― | 山本琢 | 28 |
『心中紙屋治兵衛』研究(上) | 伊久留睦 | 38 |
『東瀛詩選』研究に関する二、三の問題 | 島力崗 | 52 |
文学研究中小説类史料价值的再认识 ―『法苑珠林』、『冥祥记』的研究― | 長谷川慎 島力崗中訳 |
46 |
释真观和朱世卿的“因缘”与“自然”之争论 ―《法性自然论》与《因缘无性论》― | 若槻俊秀 島力崗中訳 |
38 |
『列仙全伝』研究(六) ―『列仙全伝』非立伝仙人伝記資料所在索引 | 佐藤義寛 | 1 |
第67号(2006年9月刊) | ▲top | |
文藝学会公開講演会・筆録 和漢比較文学から東アジア比較文学へ | 金文京 | 1 |
文藝学会公開講演会・筆録 テニヲハ研究史の一端 | 大秦一浩 | 24 |
『心中紙屋治兵衛』研究(下) | 伊久留睦 | 35 |
『金蔵論』敦煌本翻刻 ―北京一三二二・俄дх〇〇九七七・北京大学D一五六― | 宮井里佳 本井牧子 |
46 |
第68号 若槻俊秀教授退休記念(2007年3月刊) | ▲top | |
若槻俊秀教授略歴・著作等目録 | ||
刊行の辞 | 佐藤義寛 | |
家族の風景 | 串田久治 | 1 |
顔回の楽しみ | 衣笠勝美 | 15 |
『荘子』無為自然思想の一考察 ―境地とその段階について― | 大角紘一 | 29 |
廬山慧遠の「沙門袒服論」について | 鵜飼光昌 | 44 |
景教経典『一神論』とその佛教的性格について | 浜田直也 | 61 |
日中文献に見る仏舎利の奇瑞 | 岸田知子 | 76 |
唐宋古文家の春秋論瞥見 ―趙盾と許止がなぜ取上げられたのか― | 宇佐美一博 | 90 |
『増賀上人行業記』による増賀像(上) | 塩出雅 | 105 |
東坡易伝と十二消息卦 | 塘耕次 | 121 |
「陰徳」の観念史 | 緒方賢一 | 139 |
蘭渓道隆の四六文 | 西尾賢隆 | 158 |
倪雲林生卒年考異 | 林宏作 | 180 |
『首楞厳義疏注経』の訓読 ―大谷大学蔵師直版と寛永版との比較を中心に― | 尾崎正治 | 191 |
清末の「自主」と明治思想 ―その言語的考察― | 小林武 | 206 |
高等学校漢文教育の現状と問題点 | 上嶋千春 | 223 |
友情の造型 ―管鮑故事をめぐって― | 川合康三 | 239 |
死を想い生を歌う | 乾源俊 | 253 |
王充『論衡』の夢解釈について | 今場正美 | 278 |
風入松考 | 長谷川慎 | 294 |
『正名要録』の俗字基準 | 稲垣淳央 | 311 |
『金蔵論』 ―新出の敦煌本と巻五・巻六の問題を中心に― | 宮井里佳 本井牧子 |
325 |
李観論 ―もう一人の夭折の才子― | 齋藤茂 | 352 |
老いを生きる白居易 | 芳村弘道 | 367 |
陳景元の音注 ―『南華真経章句音義』と『荘子音義』との異同を中心に― | 浦山あゆみ | 384 |
蘇東坡と立碑 | 吉井和夫 | 403 |
陸游の秘め事 | 佐藤菜穂子 | 417 |
「文人弾詞」制作の背景 ―春谷先生校『何必西廂』を例に― | 輪田直子 | 431 |
ある知識人の半世紀の歩み(壱) ―「反右派運動」から「文化大革命」までの軌跡― | 李青 細井和彦 |
450 |
戴震の「五経算術考証」について | 橋本高勝 | 11 |
『列仙全伝』研究(七) ―図像資料集(1) | 佐藤義寛 | 1 |
第69号(2007年9月刊) | ▲top | |
中世文学における参籠 ―「恵信尼消息」を中心に― | 龍口恭子 | 1 |
『二十四輩参詣記』・『二十四輩巡拝記』比較略表稿 | 菊池政和 | 13 |
資料紹介 多屋頼俊先生所蔵『祖師一言法談』 | 石橋義秀 | 51 |
「美的生活を論ず」の背景 ―高山樗牛と丁酉倫理会との関連を中心に― | 全美星 | 82 |
文学部文学科国文学分野・中国文学分野卒業論文題目一覧 | 96 | |
『列仙全伝』研究(八) ―図像資料集(2)―1 | 佐藤義寛 | 1 |
第70号(2008年3月刊) | ▲top | |
明恵上人伝記の研究 ―『真言伝』巻七の高弁上人伝を巡って― | 野村卓美 | 1 |
井波別院瑞泉寺太子伝絵解きについて | 竹部俊恵 | 18 |
近代における浄土真宗の説教(一) ―浄土宗との比較検討― | 指方伊織 | 41 |
緑雨と三つの論争 ―「自著自評論争」「義捐小説論争」「文筆界の破廉耻漢論争」をめぐって― | 天野勝重 | 64 |
ある知識人の半世紀の歩み(弐) ―「反右派運動」から「文化大革命」までの軌跡― | 李青 細井和彦 |
76 |
資料紹介 西尾市岩瀬文庫蔵『名所和歌抄出』翻刻と解題(四) | 赤瀬知子 | 113 |
『文藝論叢』既刊号 総目次 | 133 | |
『文藝論叢』既刊号 総目次・著者別索引 | 156 | |
『列仙全伝』研究(九) ―図像資料集(2)―2 | 佐藤義寛 | 1 |
第71号(2008年9月刊) | ▲top | |
貞慶をめぐる二人の僧侶 ―瞻空と定意― | 野村卓美 | 1 |
『四季』の最後の詩人(一) ―杉山平一の詩と小説― | 國中治 | 19 |
邵雍の「洗竹」詩をめぐって ―邵雍の白居易および陳献章との関係― | 森博行 | 39 |
晋楽所奏における閨怨詩の改変について | 一澤美帆 | 53 |
『列仙全伝』研究(十) ―図像資料集(2)―3 | 佐藤義寛 | 1 |
第72号(2009年3月刊) | ▲top | |
刊行の辞 | 沙加戸弘 | |
仏教文学研究の軌跡と課題 | 石橋義秀 | ⅰ |
石橋義秀教授 略歴 | ⅴ | |
石橋義秀教授 研究業績目録 | ⅶ | |
『法苑珠林』寛文和刻本とその周辺 ―深草元政・慈忍日孝を中心に― | 本井牧子 | 1 |
『真言伝』冒頭話について | 佐藤愛弓 | 13 |
藤原道長と多武峰 ―無動寺別院化とその背景― | 大平敏之 | 27 |
日本古典文学にみる野干について | 金偉 | 41 |
解脱房貞慶と地蔵信仰 ―貞慶と地蔵説話・貞慶著『地蔵講式』を中心に― | 野村卓美 | 47 |
西澗子曇『鳩嶺集』所収二首制作の背景をめぐって | 仁木夏実 | 64 |
地獄の略縁起・山絵図を読み解く ―「肥前国高来郡嶋原温泉山之図」をめぐって― | 根井浄 | 80 |
二河白道から源信へ ―真宗関係浄瑠璃展開の一局面― | 沙加戸弘 | 97 |
二十四輩巡拝と関東絵伝 | 堤邦彦 | 109 |
『観音新験録』について ―大谷大学図書館蔵本の紹介をかねて― | 新間水緒 | 127 |
神道界復興と林家批判の思想的論理 ―谷秦山著『土佐国式社考』をテクストとして― | 山本琢 | 152 |
近代における浄土真宗の説教(二) ―近代説教に対する批判の検討― | 指方伊織 | 171 |
『浮雲』における「学問」の意味 | 天野勝重 | 188 |
『四季』の最後の詩人(二) ―杉山平一の詩と小説― | 國中治 | 196 |
翻刻 大谷大学博物館蔵『長谷寺縁起』 | 菊池政和 | 217 |
第73号(2009年9月刊) | ▲top | |
解脱房貞慶と『玄奘三蔵絵』 ―貞慶作『中宗報恩講式』をめぐって― | 野村卓美 | 1 |
『今昔物語集』の孝子説話について ―巻九の構成意図を中心に― | 金偉 呉彦 |
18 |
語りかける「私」 ―太宰治「待つ」を主題として― | 山本晴一 | 27 |
支遁の逍遙論に関する考察 | 大角紘一 | 44 |
『列仙全伝』研究(十一) ―図像資料集(2)―4 | 佐藤義寛 | 1 |
第74号(2010年3月刊) | ▲top | |
丹塗の剝げた大きな円柱 ―芥川の「羅生門」と『今昔物語』― | 金偉 呉彦 |
1 |
広津柳浪『花の命』論 ―<見る私>を見ること― | 全美星 | 16 |
陳景元の音注 ―『上清大洞眞經玉訣音義』の協韻について― | 浦山あゆみ | 30 |
<資料紹介>西尾市岩瀬文庫蔵『名所和歌抄出』翻刻と解題(五) | 赤瀬知子 | 40 |
第75号(2010年10月刊) | ▲top | |
解脱上人と明恵上人 ―興福寺蔵『栂尾明恵上人伝』上に見られる解脱上人説話― | 野村卓美 | 1 |
『三宝感応要略録』の撰者について | 金偉 呉彦 |
18 |
『列仙全伝』研究(十二) ― 図像資料集②・5了 | 佐藤義寛 | 29 |
文藝学会公開講演会・筆録 文化交渉学と言語接触 ―翻訳とは何か― | 内田慶市 | 1 |
第76号(2011年3月刊) | ▲top | |
『黒貝夢物語』の意義について | 天野勝重 | 1 |
明恵上人伝記の研究 ―「林師撰集御形状」・「喜海和字之記録」と『仮名行状』― | 野村卓美 | 9 |
〈資料紹介〉西尾市岩瀬文庫蔵『名所和歌抄出』翻刻と解題(六) | 赤瀬知子 | 21 |
『文藝論叢』既刊号総目次 | 37 | |
『文藝論叢』既刊号総目次 著訳者名索引 | 62 | |
第77号(2011年10月刊) | ▲top | |
白頭吟の系譜 | 一澤美帆 | 1 |
『高山寺明恵上人行状』(『仮名行状』)「増補説」をめぐって ― 記述を省略する『漢文行状』 ― | 野村卓美 | 33 |
文藝学会公開講演会・筆録 『列仙全伝』の図像を読む | 佐藤義寬 | 45 |
文藝学会公開講演会・筆録 小説の中の偶然 ―文学性・虚構性・偶然性― | 真銅正宏 | 60 |
第78号 沙加戸弘教授退休記念(2012年3月刊) | ▲top | |
沙加戸教授送別の辞 | 池田敬子 | 1 |
沙加戸弘教授 略歴 | 3 | |
沙加戸弘教授 主要研究業績 | 5 | |
『本願寺聖人 親/鸞 伝絵』の聖人像 | 沙加戸弘 | 11 |
万葉集巻六・一〇五〇「明津神 我が大君」をめぐって | 根来麻子 | 29 |
衝突する多武峰と興福寺 ―平安後期を中心に― | 大平敏之 | 46 |
我が国における疑経『清浄法行経』の受容 ―三聖派遣説話と舎利信仰― | 野村卓美 | 63 |
『今昔物語集』における『冥報記』の位置 | 金偉 呉彦 |
77 |
『平家物語』と『太平記』のことば(二) ―形容詞「あさまし」の語義― | 池田敬子 | 94 |
「祇園精舎の鐘の声」 ―『平家物語』冒頭の理解をめぐって― | 沼波政保 | 109 |
「わたくしにいはく」 ―『口伝鈔』撰述の意趣― | 義盛幸規 | 122 |
『御伝鈔演義』の譬喩因縁 | 足立賀奈子 | 136 |
『御伝鈔演義』と写本の説教台本 | 和田恭幸 | 143 |
版本『壬生寺縁起』における説話収集 | 柴田芳成 | 153 |
延年宛蕪村書簡 | 永井一彰 | 168 |
『明暗』論 ―「持たざる者達」津田夫婦― | 天野勝重 | 177 |
第79号 (2012年10月刊) | ▲top | |
『希望』と命令-杉山平一の詩に普遍化を強いるもの― | 國中治 | 1 |
墨家における「死」の観念について | 嘉村誠 | 20 |
『発心集』構成新考〈巻一-巻三〉 ―永観話の神宮本本文を手掛りに― |
李曼寧 | 54 |
近世の高僧伝類と明恵上人伝記 ―『伝灯広録』後巻第二 洛西栂尾日照高山寺開祖高弁伝― |
野村卓美 | 71 |
文藝学会公開講演会・筆録 『続日本紀』宣命の表現 | 根来麻子 | 94 |
文藝学会公開講演会・筆録 うたの場への想像力 | 亀山朗 | 134 |
『新京図書館月報』から見る「満州国」時代の文化 | 李青 | 144 |
第80号 故佐藤義寛教授追悼論集(2013年3月刊) | ▲top | |
佐藤義寛教授 遺影 | ||
佐藤義寛教授 略歴 | ⅰ | |
佐藤義寛教授 著作等目録 | ⅲ | |
佐藤先生追悼の辞 | 乾源俊 | ⅶ |
『三教指帰』偽撰説余論―恵果和尚碑に関する二三の問題― | 河内昭圓 | 1 |
救世観音から聖徳王へ―親鸞における太子観の深化― | 織田顕祐 | 21 |
墨家による祭祀の形態とその役割 | 嘉村誠 | 39 |
天下篇作者の『莊子』觀―「彭蒙・田駢・愼到論」と「莊周論」を中心に― | 大角紘一 | 61 |
『管子』における押韻句の分布とその思想的背景 | 鈴木達明 | 81 |
將歸操考 | 長谷川慎 | 127 |
于頔「杼山集序」覚書 | 乾源俊 | 141 |
現代北京語に関する調査研究 ―中国ドラマ「裸婚時代」第一集前半の訳注― |
渡部洋 早川智美 清水由香里 |
89 |
初級中国語のための語彙表比較 ―中国語教育学会『中国語初級段階学習指導ガイドライン』と新HSK1~3級― |
浦山あゆみ 一澤美帆 清原文代 田邊鉄 |
36 |
言語政策研究からみた「華語」という言葉の広がり | 藤井久美子 | 23 |
「新京図書館」のライブラリアンたちの記録(一) ―『新京図書館月報』を通じて― | 李青 | 1 |
第81号 (2013年10月刊) | ▲top | |
『今昔物語集』の欠巻問題について―巻八と巻十八の考察を中心に― | 金偉 呉彦 |
1 |
『鈴鹿の物語』から『田村の草子』へ―写本か流布本への変容― | 安藤秀幸 | 12 |
『清浄法行経』の研究―釈迦が派遣した三菩薩と真丹の三聖人― | 野村卓美 | 32 |
『因果物語』の位相―平仮名本と片仮名本の編集意図について― | 中川眞二 | 46 |
『三国志演義』における軍師像 | 平井ゆりか | 60 |
和歌童蒙抄論九 | 黒田彰子 大秦一浩 |
80 |
現代北京語に関する調査研究 ―中国ドラマ「裸婚時代」第一集後半の訳注― |
渡部洋 早川智美 清水由香里 |
1 |
第82号 (2014年3月刊) | ▲top | |
「高山寺明恵上人行状」(「漢文行状」)に付加された「注記」 | 野村卓美 | 1 |
翻案小説の「翻訳」戦略ー 閔泰遠(ミン・テウォン)『鉄仮面』と黒岩涙香『正史実歴鉄仮面』の比較を通してー | 全美星 | 17 |
和歌童蒙抄輪読 十一 | 黒田彰子 大秦一浩 |
33 |
文藝学会公開講演会・筆録 「黄老」流行ー諸子百家と儒教のあいだー | 鈴木達明 | 60 |
文藝学会公開講演会・筆録 『学校の怪談』の近代と現代 | 一柳廣孝 | 98(39) |
現代北京語に関する調査研究 ―中国ドラマ「裸婚時代」第二集Chapter02-01〜02-04の訳注ー |
渡部洋 早川智美 清水由香里 汤佳伟 |
136(1) |
第83号 (2014年10月刊) | ▲top | |
『清浄法行経』の研究 ー『佛説尸迦羅越六方礼経』と『佛説清浄法行経』ー | 野村卓美 | 1 |
「曼珠沙華」小考 | 沙加戸弘 | 15 |
二つの近未来小説ー菊池幽芳『己が罪』と趙重桓『双玉涙』比較ー | 全美星 | 24 |
和歌童蒙抄輪読 十二 | 黒田彰子 大秦一浩 |
42 |
《資料紹介》 ある「満洲国」軍官 の日記『轍印深深』 | 李青 | 69(42) |
現代北京語に関する調査研究 ―中国ドラマ「裸婚時代」第二集 Chapter 02-05〜02-07の訳注ー | 渡部洋 早川智美 清水由香里 |
95(16) |
陳藎謨『元音統韻』をめぐって ー『皇極統韻』との比較を中心にー | 浦山あゆみ | 110(1) |
第84号 (2015年3月刊) | ▲top | |
浅井了意『勧信念仏集』 の成立ー平仮名本による女人勧化の試みー | 中川眞二 | 1 |
広津柳浪 「乱菊物語」論ー民法の浸透と限界ー | 天野勝重 | 15 |
和歌童蒙抄輪読 十四 | 黒田彰子 大秦一浩 |
23 |
文藝学会公開講演会・筆録 『酒呑童子』から見る室町物語の諸本 | 安藤秀幸 | 54 |
文藝学会公開講演会・筆録 除夜と誕生日ー中国宋代のはなしー | 中原健二 | 80 |
現代北京語に関する調査研究 ―中国ドラマ「裸婚時代」第二集 Chapter 02-08〜02-17-1の訳注ー | 渡部洋 早川智美 清水由香里 王秀梅 有松志保 |
126(1) |
第85号 (2015年10月刊) | ▲top | |
『今昔物語集』本朝仏法部の説話構成(上)ー法華経霊験譚を中心にー | 千葉恵里香 | 1 |
『清浄法行経』の研究ー『法句経』・『佛説灌頂抜除過罪生死得度経』と『清浄法行経』ー | 野村卓美 | 26 |
和歌童蒙抄輪読 十五 | 黒田彰子 大秦一浩 |
39 |
現代北京語に関する調査研究 ―中国ドラマ「裸婚時代」第二集 Chapter 02-17-2〜02-25の訳注ー | 渡部洋 早川智美 清水由香里 王秀梅 施夢倩 孫雪 |
102(21) |
『轍印深深』ーある満洲国軍官の日記に現れた恋文についてー | 李青 | 122(1) |
第86号 (2016年3月刊) | ▲top | |
『今昔物語集』本朝仏法部の説話構成(下)――法華経霊験譚を中心にー | 千葉恵里香 | 1 |
『清浄法行経』の研究ー三菩薩と三聖人の対応関係再考ー | 野村卓美 | 32 |
平仮名本『因果物語』にあらわれた仏教 ー編集者浅井了意の姿勢ー | 中川眞二 | 44 |
文藝学会公開講演会・筆録 講談本ーその面白さと重要性、近代作家の参考書としてー | 奥野久美子 | 58 |
《資料紹介》 東北師範大学日本研究叢書からみる日本問題の最新研究ー『偽満歴史文化与現代中日関係』(上・下)を中心にー | 李青 | 77(38) |
現代北京語に関する調査研究 ―中国ドラマ「裸婚時代」第三集 Chapter 03-01〜03-04の訳注ー | 渡部洋 早川智美 王秀梅 孫雪 |
101(14) |
『元音統韻』未収の部分についてー『皇極統韻』「字有三合曲有四合」を中心にー | 浦山あゆみ | 114(1) |
第87号 (2016年10月刊) | ▲top | |
『清浄法行経』の研究―七寺本『清浄法行経』の「翻刻」と「訓読」をめぐって― | 野村卓美 | 1 |
《翻訳》 おもしろさについての導入研究 (前篇) ーMURRAY S.DAVIS, That’s Interesting! : Towards a Phenomenology of Sociology and a Sociology of Phenomenology (訳稿)― |
内海透雄 大秦一浩 |
39(50) |
現代北京語に関する調査研究 ―中国ドラマ「裸婚時代」第三集 Chapter 03-05〜03-09の訳注― | 渡部洋 早川智美 王秀梅 三鬼丈知 富山久代 |
61(28) |
“満洲国文学”に関する新資料解読 ―『偽満時期文學作品叢書』全10冊を中心に― | 李青 | 77(12) |
『今昔物語集』巻六と巻七の構成について | 金偉 呉彦 |
88(1) |
第88号池田敬子教授退職記念(2017年3月刊) | ▲top | |
献呈の辞 | 1 | |
『平家物語』と『太平記』のことば (四) ――「尼」と「出家」―― | 池田敬子 | 1 |
人麻呂の表現意識――「やすみしし我が大君 高照らす(高光る)日の皇子」をめぐって―― | 根来麻子 | 19 |
『石清水物語』と近衛長子 ――成立年代 についての一考察―― | 関本真乃 | 39 |
覚一本 『平家物語』名のり考――類型とその意義―― | 城阪早紀 | 64 |
中世における『万葉集』享受の一様相――『名所和歌抄出』を中心に―― | 赤瀬知子 | 87 |
『伊勢源氏十二番女合』序文攷 | 安達敬子 | 104 |
『太平記』における天罰・天譴・天災 | 長谷川雄高 | 126 |
金飛礫のこと――『鈴鹿の物語』と聖徳太子説話―― | 安藤秀幸 | 144 |
「愛火」から「夜叉ケ池」へ――泉鏡花によるハウプトマン「沈鐘」享受の行方―― | 安藤香苗 | 164 |
高校古典教育における和歌の指導――近現代短歌からのアプローチ 1―― | 中川眞二 | 179 |
《翻訳》 おもしろさについての導入研究 (後篇) ――MURRAY SDAVIS, That’s Interesting! : Towards a Phenomenology of Sociology and a Sociology of Phenomenology (訳稿)―― |
内海透雄 大秦一浩 |
216(1) |
第89号 (2017年10月刊) | ▲top | |
『清浄法行經』の「飜刻」と「訓讀」 ――『佛説尸迦羅越六方禮經』と『佛説灌頂抜除過罪生死得度經』を参照して―― | 野村卓美 | 1 |
『古事記』における「枯野」伝承 | 盧静達 | 19 |
内田百閒『冥途』論――反復する「私」―― | 三木将彦 | 41 |
第90号 (2018年3月刊) | ▲top | |
楽府と歌行 | 乾源俊 | 1 |
七寺本『清浄法行經』の「飜刻」と「訓讀」をめぐって――誤写・誤読と推察される文字の検討―― | 野村卓美 | 13 |
高校古典教育における和歌の指導――近現代短歌からのアプローチ 2―― | 中川眞二 | 30 |
文藝学会公開講演会・筆録 題簽の版木 | 永井一彰 | 44 |
文藝学会公開講演会・筆録 中国語教育における「華語」の受容――中台の語彙差異を中心に考える―― | 李青 | 72(1) |
第91号 (2018年10月刊) | ▲top | |
七寺本『清浄法行經』の「飜刻」と「訓讀」をめぐって――「清浄ならざる行い」を中心に―― | 野村卓美 | 1 |
泉鏡花「龍潭譚」論――子供の自立と母親像―― | 日高朱理 | 17 |
安部公房『砂の女』論――物語と想念―― | 菅純一 | 37 |
『元音統韻』における増補字について | 浦山あゆみ | 67(22) |
日本語教科書における授受表現――「てくれる」と「てもらう」を中心に―― | 崔沢慧 | 88(1) |
第92号 (2019年3月刊) | ▲top | |
七寺本『清浄法行經』の「飜刻」と「訓讀」をめぐって――翻刻と訓読の試み―― | 野村卓美 | 1 |
『鈴鹿の物語』大東急記念文庫蔵本について | 安藤秀幸 | 17 |
「この雨の夜にこの羅生門の下で」考――古典のなかの「羅生門」―― | 中川眞二 | 42 |
文藝学会公開講演会・筆録 三好達治の〈影〉――驢馬と旅する詩人―― | 國中治 | 55 |
文藝学会公開講演会・筆録 見えないものを表現すること | 宇佐美文理 | 89(18) |
小山内薫「正直もの」についての覚え書 | 大秦一浩 | 106(1) |
第93号 (2019年10月刊) | ▲top | |
『万葉集』書名の名義について | 金偉 呉彦 |
1 |
中国と日本における『清浄法行経』受容の異相 | 野村卓美 | 11 |
『海と夕焼』論――伝達不可能性の向こう側へ―― | 角谷有一 | 31 |
第94号赤瀬知子教授退職記念 (2020年3月刊) | ▲top | |
献呈の辞 | ⅰ | |
赤瀬知子教授略歴 | ⅳ | |
赤瀬知子教授主要研究業績 | ⅵ | |
大谷大学での三十年――『名所和歌抄出』を中心に―― | 赤瀬知子 | 1 |
『栄花物語』における宮廷女性の死の考察――死の様相と哀傷歌―― | 白濵路子 | 21 |
押韻定型詩をめぐる覚書――三好達治、中村真一郎、九鬼周造を中心に―― | 國中治 | 61 |
物語を均すための方法――川上弘美『真鶴』の「関係/土地」―― | 泉谷瞬 | 81 |
『沙石集』「先生の父の雉になりたるを殺したる事」を読む――「言語文化」の授業について考える―― | 中川眞二 | 100 |
条枝と神龍 | 乾源俊 | 114 |
『大唐三蔵取経詩話』の俗字「●[ノ+虫]」について―― | 浦山あゆみ | 144 |
軍旅作歌楊慈燈の短編小説からみる満州国郡の実態 | 李青 | 168(1) |
第95号 (2020年10月刊) | ▲top | |
『洛陽伽藍記』「西域沙門菩提達磨」「波斯国胡人」から『続高僧伝』「菩提達摩。南天竺婆羅門種」へ――菩提達磨伝記の基礎研究―― | 野村卓美 | 1 |
「非日常」の生を透かし見ること――深緑野分『戦場のコックたち』が問い直す前提―― | 泉谷瞬 | 18 |
『泰東日報』からみた大連マスコミの一側面―― | 李青 | 52(1) |
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