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英文『梵文楞伽経梵漢蔵索引』
[ぼんぶんりょうがきょうぼんかんぞうさくいん]
(改訂増補第二版)  一冊


大谷大学図書館蔵
紙本印刷 冊子 縦22,2×横14,9
昭和9年(1934年)


 鈴木大拙のサンスクリット語原典『楞伽経』の一連の研究。『楞伽経』の経名は釈尊がランカー(楞伽=スリランカ)に入って説いたという意味で、如来像思想や唯識思想を説いている。特に達磨が伝持したとされ、禅宗で重視された。本書はアメリカ滞在時代より継続していたサンスクリット語原典の研究の延長線上にあるもので、直接的には泉芳m(1884〜1947)との共同研究を契機とした成果といえる。
英文『楞伽経索引』を改訂し、漢語,サンスクリット語索引、チベット語,サンスクリット語索引を付したもので、京都の梵文仏典刊行会より刊行された。



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