学の大成―大拙と大谷大学―


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鈴木大拙日記
四冊

松ヶ岡文庫蔵
紙本ペン書 手帳・ノート 縦13,0×横7,1(1917年分)
大正〜昭和時代


 大拙の英文日記。日記としてほぼ完全なものは、1920、1923〜36、1938〜48、1950〜55年の32年分で、当初のメモ的なものや備忘録的なものをふくめると1917〜62年までが伝存する。いつ頃から英文日記を書き始めたのか未詳だが、1番古いものが1917年であり、妻ビアトリス(1878〜1939)が十代から詳細な日記を書く習慣があったらしいことから、妻にならってこの頃から書き始めた可能性がある。なお、1917年のメモ書きには入洛して西田幾多郎(1870〜1945)・山本良吉(1871〜1942)・佐々木月樵(1875〜1926)らと会ったことがみえる。


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