学の胎動

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誠拙周樗像 [せいせつしゅうちょぞう] （東海章�ﾗ賛）　　一幅 仏日庵蔵 絹本著色　軸装　縦97,0×横45,1 江戸時代 　江戸時代の円覚寺を代表する高僧誠拙周樗（1745〜1820）の画像である。誠拙は伊予宇和島の出身で、円覚寺189世。円覚寺は元禄16年（1703）の地震で大きな被害を受けたがその復興に尽力、伽藍の整備に努めた。文政3年（1820）示寂、大正8年（1919）10月28日、誠拙の百年忌に際して大正天皇から大用国師と諡号された。絵は円形の中に誠拙の上半身を描いたもので、自書落款のある文化13年（1816）賛の「誠拙和尚像」（円覚寺僧堂蔵）を参考にしたものとも考えられる。賛者の東海昌�ﾗは、円覚寺197世である。 仏日無端生佛海／乾坤増有光輝在／本然正體露堂々／也是虚空著五彩／前南禅現円覚／劣孫東海昌�ﾗ謹賛 ※画像をクリックすると大きい画像をみることができます。