私は「Google API」について研究しました。「Google API」とは、「Google」が誇るデータベースをユーザー自らが作成したプログラムで自由に活用することを可能にしたAPIです。
現在インターネットには膨大な情報が存在します。そしてこれからも飛躍的に増大していき、ますます生活に浸透していくでしょう。そのようなインターネットを活用する上で、検索エンジンは必需品となっています。
その検索エンジンの中で、私が一番利用しているのが「Google」です。なぜ「Google」を利用しているかというと、単純に検索エンジンとしての能力が優れているからです。世界では主流であり、日本でも最近知名度が上ってきています。
私は「Google API」が実際にどのように使われているか、またどの程度浸透しているか、そしてこの先どのように展開していくかに重きを置いて研究しました。
まず、第1章ではインターネットの有用性、そしてその中での「Google」の位置、「Google」がデータベースとしてどのくらいの性能を持っているかを述べました。なぜこのようなことを述べたかというと、まず「Google」がどれほど優れているかを調査しないと、「Google」のデータベースを利用する「Google API」を正確に調査できないと思ったからです。いくらプログラムが優れていても、利用するデータベースが優れてなければ、活用されづらいというのが道理です。
第2章では、「Google API」の実例を挙げて、どのような分野で活用されており、またどのような問題が生じているかなど、「Google API」の現状を考察しました。この章は、私がWebで発見したAPIを実際に使用した上で説明をしました。そして、その中で発見した問題点を述べています。様々なAPIを使用して一番に思ったことは日本語での使用を前提として作られているAPIが少ないことです。また、日本語での検索を前提にしていないAPIを日本語で使用した場合、当然のことながら文字化けを起こしました。
そして第3章では、第2章で考察した事を踏まえて、「Google API」の全体の問題点、そしてそれを受けての可能性を述べました。「Google API」全体の一番の問題点は日本語への対応が十分でないことです。「Google API」で使用される「Google」のデータベースは日本の「Google」のデータベースではないため、日本のページがあまり登録されていないのです。また、単純に日本語を使うことを前提としたAPIが少ないのは前に述べたとおりです。そのため日本人が「Google API」を使うには状況が整っていないと言えます。
「Google API」を研究した結果として、現状では日本語環境においては、状況は厳しいと言わざるを得ません。なぜなら、日本語に対応し切れてないからです。また、知名度が低いというのもあります。
もし完全に日本語に対応してくれれば、この状況を打破できる可能性はあります。今のままでは日本語で利用すると正しい検索結果が表示されないため、せっかく作成された様々なAPIが少なくとも日本語環境では真価を発揮することができないのです。
知名度が低いというのも大きなマイナスです。私が実際に「Google」で検索しても、満足のいく情報は得られることは少なかった事からもわかります。また、更新されている情報もほとんど無かったです。残念ながらこのままではあまり知られず、活用されることもなく埋もれていってしまう可能性が高いでしょう。