1)YMCAは、1844年ジョージ・ウィリアムズら12人の青年によってイギリスのロンドンで誕生して以来、全世界に広まり、現在世界100以上の国や地域で約2300万人の会員を有する世界最大の青少年団体である。






2)ネイスミスは1861年にカナダのオンタリオ州で生まれた。彼は、人を助けることに生涯を捧げたいと牧師になるつもりで神学校に進んだ。そして、スポーツが好きだったことから神学校を卒業した後に、スポーツ施設も有するYMCAの指導者養成学校に入り、後にはそこの教官になった。






3)「岩の上の鴨」とは、岩の上にこぶし倍ほどの石を乗せて鴨に見たて、7.5メートルほど離れた場所から石を投げて落とし、敵は鴨をガードするという遊びである。







4)「バスケットボール」を日本語に訳す場合、「籠球」と「籃球」の2つの訳があった。その為不便な点も多く、統一した方がよいという意見が出たのだ。さらに、李相伯が以前より「籠」は底の抜けたカゴの意味があり、「籃」は手の付いたカゴの意味なので、バスケットボールの場合は「籠」でなくてはおかしいと主張していたことなどを含め、1931年10月に「バスケットボールは、これを国語訳の必要ある場合はすべて"籠球"とする」と発表した。






5)ちなみに、この遅れが、現在のアメリカと日本のレベルの差なのだろうか。日本人は全体的に外国人と比べて、それほど能力が劣っているともいえないと思うが、アメリカのレベルにはまだまだ追いつけていないので、これから日本がどこまでアメリカレベルに近づくかにより、日本の中でのバスケットボールの関心は左右されるだろうと思う。






6)バイオレーションとは、トラベリング・ダブルドリブル・キックボールなど、ファウル以外の違反行為のことをいう。






7)テクニカルファウルとは、非善意的なプレイまたはプレイ以外でのファウルのことをいう。例えば、審判に暴言、ダンクの際に無意味にリングにぶら下がるなど試合進行の妨げとなった場合に適用され、相手にフリースロー1本が与えられる。これは、審判の感情にかなり左右される。






8)ゴールテンディングとは、ショットされたボールが落ち始めてからボール全体がリングより高い所にある時にそのボールに触れた場合や、ショットされたボールがバックボードに触れた後ボール全体がリングより高い所にある時にそのボールに触れた場合のことをいう。






9)バスケットインタフェアとは、ショットされたボールがリングの上に載っている時にどちらかのプレイヤーがバスケットやバックボードに触れた場合や、バスケットの中から手を出してショットされたボールに触れた場合や、ディフェンスプレイヤーがバックボードやリングを揺すってボールがバスケットに入るのを妨げたと審判が判断した場合のことをいう。






10) ゾーンディフェンスとは、地域(エリア)をそれぞれのプレイヤーが守ることによってゴールを守るディフェンスの方法である。ゾーンディフェンスをするのは、マンツーマンディフェンスでは守り切れないからするという簡単な理由である。インサイドをかためてアウトサイドから無理なシュートを打たせて守り切ろうというディフェンスである。すなわち ゾーンディフェンスの目的は相手に簡単なシュートをさせないことである。