「2013年度文藝学会公開講演会」
◆日時: 2013年 7月8日(月) 13:00~16:00
◆会場: 大谷大学響流館3階 メディアホール
≪中国文学≫ 13:00~14:30
講師:鈴木達明氏(本学任期制助教)
講題:「「黄老」流行—諸子百家と儒教のあいだ—」
≪国文学≫ 14:40~16:10
講師:一柳廣孝氏 (横浜国立大学教授)
講題:「怪談の近代と現代」
中国文学においては、本学任期制助教・鈴木達明が講演をいたしました。
講演では、諸子百家に代表される先秦と、いわゆる「儒教の官学化」との間の時代である
前漢初期における「黄老」の流行をテーマとして、『史記』での描写に基づくと、当時の「黄老」は、
儒教が中心的となった以降の時代の学術モデルとは異なったかたちの知識として
把握する必要があることを述べさせていただきました。
※『文藝論叢』第82号(2014年3月発刊)に、講演筆録が掲載されました。
「2013年度中国文学会予餞会(追い出しコンパ)」
◆日時: 2013年10月26日(金)・27日(土)
◆会場: 大谷大学湖西キャンパスセミナーハウス
《発表題目一覧》
『聊斎志異』にみる地獄観
祥林嫂にみる中国女性
『山海経』の動物について
郁達夫の作品からみる日本観~『沈淪』・『わが夢わが青春』を中心に~
中国古典における女仙について
『捜神記』における動物(哺乳類)
『墨子』の明鬼篇について
『老舎講北京』からみる北京の風習
『剪灯新話』における女性の幽霊について
孔子の教育法
「2013年度中国文学会学術公開講演会」
◆日時: 十二月二日(月)午後一時~
◆会場: 大谷大学尋源館2階 尋源講堂
◆講題: 日中関係と『歴史認識』
◆講師: 平成国際大学教授 徳岡仁氏
平成国際大学教授 徳岡仁先生をお迎えし、
「日中関係と『歴史認識』」と題して、ご講演を賜りました。
ご講演では、現在の日中関係の問題について、多くの資料を挙げて
双方の立場に基づく見解の違いなどを解説して頂きました。
更に、歴史資料から窺える歴史観や中国の人口動向・教育事情の変化など、多角的な視点から、将来の日中関係の見通しについてお話を頂きました。
学内・学外から多くの方にご参加頂き、講演後には質疑応答も行われました。