大内 文雄 | ![]() |
おおうち ふみお |
職・学位 | 教授・博士(文学) |
専門分野 | 東洋史(中国史・中国仏教史) |
研究テーマ | 中国中世の宗教史、中でも仏教の歴史的展開過程に研究の主眼を置いている。一つには中世における仏教史の編纂・著述に関わる問題がある。その究明を通して、当該時代の人々の通史的・通仏教的理解の態様について考えをめぐらせている。今一つは石刻経典の発生と展開の跡を追うことを課題としている。仏教経典を石に刻むという現象は、儒学の経書の刻造事業がその源流である。しかし南北朝後期の北斉代より始まった仏教の石刻事業には、仏教独自の背景と形態があり、また広く仏教を包摂するその時々の政治・社会の動向にも注意を向けて研究を進めている。
主要著書
『七高僧ものがたり─仏陀から親鸞へ─』(共著)主要論文
「中国における石刻経典の発生と展開」 |
研究業績 | 詳しくはJ-GROBALの研究者データベスをご覧下さい![]() |