リテラル
リテラルとは、変数に代入するための元になる値です。
スクリプト中に直接記述する値のことで
これは固定されたものなので、変数ではありません。
浮動小数点(float型)リテラル
浮動小数点(float型)リテラルとは、小数点の右側の部分がある数値です。
浮動小数点リテラルは科学的記数法で使用できます。
整数部、小数点、小数部、指数部、型接尾語から構成されます。
整数部と小数部は、0~9の数字の列
小数点はピリオド
指数部はEまたはeを書き、その後ろに+または-、その後ろに数字の列を並べたもの。+は省略してもよいです。仮数部に書いた数の小数点を何桁移動するかを指定します。
型接尾語は、foat型とdouble型を区別するためで、 F または f をつけると float型とみなされます。 なにも付けない場合と、D または d を付けた場合は double型とみなされます。
float型の場合、型接尾語が必要です。 その他の部分は、 整数リテラルと区別ができる範囲で各部分を省略することができます。
double型とは、float 型の2倍(double)の有効数字が使えるものです。
floatは拡張機能であり、定数を float変数に代入するときや、doubleへの昇位を望まない場合の四則演算を行うときに役に立ちます。
例 | 内容 |
314. | 小数点があると浮動小数点リテラルになる |
.314 | 0.314の’0’は省略できる |
314f | 小数点を付けないときは型接尾辞が要る |
314e5 | 指数部には’e’又は’E’を付ける |
314e-5 | eの後は符号なしか符号付き整数が来る |
文字列リテラル

文字列の中に「“」、「‘」を含めたいときにはこのように記述します。

これを実行すると

と表示されます。
特殊なリテラルとして何もない状態を表す時に使用する「null」というものがあります。