トップへ 文学科とはどのような学科か? 4コース制について どのような授業があるのか? 大学院はあるのか? 文学科にはこんな先生がいます

文学科とはどのような学科か?……文学科の沿革

文学科の歴史

 大谷大学の文学科は、現在、国文学・中国文学・英文学・ドイツ文学という4コースで構成されていますが、各コースはそれぞれに百年にわたる長い独自の伝統と学風を持っています。つまり、国文学は仏教文学や俳諧を、中国文学は隋・唐代の漢詩文を、英文学はシェイクスピアやロマン派の文学を、ドイツ文学はゲーテやシラーの古典文学を中心にして発展し、今では古い時代から現代に至る、すべての時代の言語芸術としての文学を研究の対象にしています。長い歴史を持った学科ですので、文献資料も豊かにそろっています。これらの資料を活用し、人間の精神文化の精髄としての文学を研究することによって、混迷する社会を照らす力を見出してください。

文学科で何を学ぶのか?……文学科の特徴

1. 文学の価値とは?
文学は英語でLettersと言います。Letterとは「手紙」ではなく「文字」のことであり、人間がこれまでの長い歴史の中で、文字(=ことば)を通して物事を創造的(想像的)に表現したものが文学です。それは、いわば人間が生きてきたことの証であり、そうして生み出された作品を私たちが読み、深く考えることによって、人間や社会に対する深い洞察を得られることが文学を学ぶ価値であると言えるでしょう。

2. 大学での学びとは?
高校での学びには、どの科目においても高校生として学ぶべき範囲がある程度、設定されています。しかし、大学での学びは、もしそれを専門的に勉強しようと思えば、どこまでも果てしなく深めていくことができる「学問」につながる学びです。授業は、単に「知識」を与えるためのものではなく、作品の読み方や研究方法といったことに主眼が置かれます。従って、授業を一つの道しるべとして、より「主体的に学ぶ」という姿勢が必要です。特に文学研究においては、授業で読む作品だけでなく、自分でどんどん読んでいくことが大切です。

3. 文学科の願い
一つの作品が意味するものは一つではありません。同じ作品に関して、毎年、膨大な数の研究論文が書かれているという事実がそのことを証明しています。けれども私たちは、何事に関してもどこかにたった一つの「正解」があるのではないかと考えがちです。これは文学には限りませんが、特に「ことば」という媒体を通して表現された文学作品に一つの正解はないと考えてください。「正解」へのこだわりから解放されたとき、自分なりの捉え方ができるようになります。そうした自由さが文学を研究する楽しみであり、学生の皆さんには大学生活の4年間を通して、文学作品をとにかく楽しんでほしいと思います。
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