2002年度現在: 大学の論文規定が変更にならない限り有効です
このページは大谷大学における公式の論文規定ではありませんので注意して下さい.
大学が提示する論文規定の詳細については各自確認する必要があります.
卒業論文・修士論文書式設定の規定で定められているのは以下の点です.これに準じた原稿を LaTeX で作成するためのマクロを示しておきます.非常に簡単なものですので,LaTeXの基本的な使い方を理解していれば容易に利用して頂けます.
横書きの場合
用紙サイズ | B5縦 |
版面のレイアウト | [1] 和文 32文字×25行 #1 |
[2] 後注 *脚注にすると行数の規定が守られないという理由から後注にする. | |
*ヘッダ・フッタなど他の版面レイアウトの規定はとくになし. |
#1 和文だけでなく欧文や記号などが混在したテクストを作成するとどうしても 32文字という制限を守ることが難しくなります.その点をはじめその他疑問点については,あらかじめ御確認 下さい.
[1]
文字数×行数の指定は,非常に難しい問題を含んでいます.あるいは,様々な対処の仕方があると言うべきかもしれません.ここでは文字サイズを12pt
にして,和文 32文字×25行になるように設定してみます.
[2] 後注にするために \endnote.sty を用いることにします.まず,ダウンロードして保存して下さい.そしてプリアンブルでその
\endnote.sty を指定しておきます.\footnote{} の内容を出力したい場所で,\producenotes
と宣言すれば,宣言した場所に注の内容が表示されます.\endnote.sty は,Style-Files'
Page から入手できます.
\documentclass[b5j,12pt]{jarticle}
\topmargin=24mm
\setlength{\textwidth}{32zw}
\setlength{\textheight}{24\baselineskip}
\usepackage{endnote}
\begin{document}
\section{□□□}
○○○○○○○○○●\footnote{△△△△△△}
○○○○○○○○○●
○○○○○○○○○●
○○○○○○○○○●
\section{□□□}
○○○○○○○○○●
○○○○○○○○○●
○○○○○○○○○●
○○○○○○○○○●
\producenotes
\end{document}
上記の要領で指定すれば,卒業論文・修士論文の規定に沿ったレイアウトが得られるはずです.